45歳専業主婦からの相談。夫が浮気をしている様だが、自分の行動が予知されていて、巧みに隠しているようだと言う。相談者は、同じカルチャーセンターに通う仲良しの友人に胸の内を聞いて貰っていたが、思い過ごしではないかと言われる。しかし不安は募るばかりで、当社に電話で相談をして来られた。1人では不安で来社する勇気がなく、その友達と一緒に相談にいらして夫の素行調査を依頼された。
浮気調査
調査を始めてみると、夫の行動は警戒心も全く無く、何もつかめない状態。調査日が漏れているのか、依頼者自身が夫に不審感を抱かせる様な不自然な態度を取っているのではないかとアドバイスをして、調査日は指定せず弊社が独自で決行してみた。
密会していた不倫相手は、なんと!その友人であった。
この一例により、たとえ家庭内に出入りして事情通の友人にさえ、調査の事は極秘にし、秘密厳守の調査会社に任せるべきであると確信した。
あるご夫婦が、地方にいる息子さん(35歳)が来月結婚するからと言ってたとの事で相談。突然の事でびっくりして話を聞くも、息子さん自身も相手の事を知らなさすぎ、先方の親にもまだ会った事がないという始末です。
相手女性は、最近息子の勤務先に契約社員として派遣されてきたとの事でした。今まで女性との交際経験もなく、本当なら大喜びのはずが、あまりにも結婚を急ぎすぎであり、彼女は「式は後で、まず入籍を済ませたい」と言っているとの状況でした。
結婚調査
彼女が両親と住んでいる実家での評判等、いろいろ聞き合わせ取材をしました。彼女のご両親は普通の方々。しかし、彼女には離婚歴があり、離婚理由は彼女の借金と浮気であった事が判明しました。
後日、ご夫婦は「やはり心配は当たっていた。不安な時は信頼できるところに調査を頼むのが一番とよく判った。結果を息子に話すと、最初は調査をしたという事に腹を立てていたが、自分の見て来た彼女と評判があまりにも違う、離婚も子供がいる事も一切聞いてなかったという事で、びっくりしていた、少し間を置いて冷静に考えたいと言っています。」「ただ、頭からダメだと言わず、息子とゆっくり話ができる報告を頂き、調査して本当に良かった」と仰って帰って行かれました。
相談者は一人娘(23才)の両親。ネットで知り合った男性(40才自営業)と結婚すると言う。相手男性の経歴や仕事内容、収入、家族構成等何一つ釈然としない。
一人娘として何不自由無く育ち、学卒後社会にも出ずに結婚させるには両親としては不安であり、反対するも娘さんは其の相手男性に夢中。なんとか反対するに値する材料が欲しいとの相談であった。
相手男性の素性を知る為に、通常の聞き取り調査に補足して、日常の生活、仕事振り、交友関係等の現況がつかめる素行調査を併せて提示すれば、娘さんも納得して考え直してくれるのではとアドバイスをしたところ、望みを掛けて依頼を決意された。
結婚調査
素行調査初日に単身者で無い事が判明。調査を重ねていくと、結婚して妻子もいる事が判った。この娘さん以外にも若い女性とラブホテルに入る姿が確認された。
結婚すると言う甘い言葉で、世間知らずの若い娘を弄ぶだけの女たらしというのが彼の正体であった。
明らかになった事実を知った娘さんは、離別を決心したとの事。
ある日、突然60代の上品な女性が困り果てた様子で来社された。
「家に泥棒が入る。ちょっとした物を持って行く。」
ご主人やご友人に相談するも、最初は心配して聞いてくれていたが、それが1年も続き、最近では話をすると「調べたらいいじゃないか!」と怒り出す。
張り込み調査
女性の話では、泥棒は一週間に3~4回来ている、どうも近くに住む息子の嫁が怪しいと言う。女性は通院のため毎日自宅を空けるとの事なので、外出時間を聞き、張り込む事になった。
当然、女性の息子さん夫婦にも調査をする事を伝えるように言った。
何度かの調査の後、女性は「張り込んでくれていると思うと安心できた。嫁もそれを聞いているからか、家の物がなくなる事もなくなった。不定期に調査が入るからと言ってあるので、嫁も勝手には来られないのでしょう。本当に永い間悩んでいたのが晴れ晴れしました。」と安心して帰られた。
調査とは何も不正を暴いたり、証拠を挙げたりする事だけとは限りません。依頼者の悩み、不安を解消する事も、私たちの仕事と痛感した調査でした。